■No.13■群れるぞ!まんぼう
外洋で見られる3m〜4mのマンボウはほとんど単独でいます。
しかし、最近は「マンボウは群れる」ということがわかってきました。
大分にプールでマンボウを飼育している所があって、そこのマンボウは群れを作るのだそうです。
前に、水族館でマンボウを飼うと水槽に激突するって書きましたよね。
しかし、ここのマンボウは壁に激突することが無いそうです。
そのことから「群れる」ということはマンボウに何か影響を与えているのでは??と考えられています。
大瀬崎では水温が17℃くらいの時に1m前後のマンボウが群れていたそうです。
1mというとまだ若い魚だと思われます。
和歌山沖では水温が24℃を上回るとマンボウが頻繁に出現するそうです。
和歌山沖では大きいマンボウが夏に見られるそうですが、
湾岸域でも1m前後の小さなマンボウが群れで見られるようです。
その時の水温はというと、大瀬崎でマンボウが見られたときと同じ17℃。
この水温もまんぼうの若い魚と関係あるのかもしれません。