翻車魚世界
■No.15■どくたーまんぼう
マンボウには「不思議な力」があるのです!!
傷ついた魚がマンボウのそばに寄ってきます。
一緒にいると傷が癒されるのだそうです。
マンボウは黒潮の流れに乗って海を長旅します。
そのために寄生虫に取り付かれてしまうことが多いのです。
これが原因となって栄養失調になってしまうことがあります。
マンボウはゴムのような厚い皮膚から抗生物質を分泌して身を守っているという話があります。
病気になった魚はマンボウの皮膚に体をすりよせます。
こうすることでマンボウの分泌する抗生物質によって病気を治してもらうそうです。
また、ザラザラした皮膚に体をすりよせて、寄生虫を落としたりもします。
抗生物質の話はあくまでうわさで、実際はどうなのかはわかりません。
でも、何かの物質を分泌しているのは確かなようです。
マンボウのまわりは海の病院で、マンボウは海のお医者さんなんですねぇ。
マンボウは他の魚を助けているって感じてないんだろうなぁ。
意識せずに自然にそういうことができるって素敵だなぁ。
実際、この話が本当なのかどうか分かりませんが、そういう話がでることだけでもすごいと思うのです。
やっぱりマンボウはすごい魚です。
奥が深いですねぇ。