■No.23■クサビフグ
次にもう1種類のマンボウの仲間クサビフグについてお話します。
クサビフグは学名「Ranzania laevis」といいます。
全長は約1mです。
マンボウより体が長いのが特徴です。
また、他の魚には見られない、とても特徴的な口を持っています。
唇が歯よりも前の方にのびだしていて、漏斗状になっています。
口を閉じると縦の線になります。
皮膚の色は、背側は蒼黒く、腹側は銀灰色で体側には色帯があります。
うろこは六角形の小骨板で、皮下に多少埋没していて、敷石状に並んでいます。
世界中の熱帯域に分布しています。
日本では琉球列島以南に分布します。
マンボウほど数多くはとれないそうです。
マンボウとは違って海草を食べます。
マンボウと同じように食用になることもあります。
そういえば・・・水族館でマンボウは良く見かけますが、ヤリマンボウやクサビフグっていませんねぇ。
どこか飼育しているところってないのかな?
見たいなぁ。