■ No.6 ■泳げまんぼう!
マンボウはどうやって泳ぐのでしょう?
マンボウは体の上下にある背びれと尻びれを同時に同じ方向に振ってゆっくりと泳ぎます。
そのために、この二つを動かすための筋肉がとても発達しているのです。
でも、ひれを振るだけでは前に進みません。
そこでマンボウはひれを振るのと同時にひれをあおるようにして水を後ろに押し出して泳ぎます。
この大きなひれを立てて泳ぐと体が横揺れしないので安定した姿でまっすぐ泳ぐことができるのです。
皮膚が分厚くて体側筋が退化しているマンボウは体を曲げることが出来ません。
ですから、マンボウはほとんどの運動を背びれ、尻びれ、舵びれだけによって行っているのです。
マンボウの特徴的な大きな背びれはサメと間違えられることがあるんですって。
確かに、海から大きな背びれがでていたらサメと間違えちゃいそうですよねぇ。
マンボウは横泳ぎをしたり斜め泳ぎをしたりもします。
水族館でもその様子をよく見かけます。